勃起持続症とは?

6時間以内に処置しないと陰茎の壊死が始まる怖い病気の一種。
性的興奮に関係なく4時間以上の固い勃起が継続する症状で痛みを伴うこともあり、すぐに泌尿器科などを受診すべき。
血液が陰茎内から流れ出ないため酸素を含んだ血液が流れ込まず、細胞が酸欠を起こして壊死してしまうこともあります。
原因は様々ですが、バイアグラ等のED治療薬が引き金になることも多いそうです。

疑わしい場合は

性的興奮と無関係に堅い勃起が4時間以上持続している場合は、速やかに泌尿器科を受診しましょう。
また勃起持続症には痛みを伴う場合があるので、4時間未満においても強い痛みがあれば受診をおすすめします。
その際ED治療薬でなくても何か服用している薬があれば、持参していった方がいいでしょう。
また症状には個人差があり、陰茎は勃起しているものの亀頭はやわらかいままというケースもあります。
さらに精通していない男児でも発症することがあるので、その点も注意が必要です。

自宅でできること

疑わしい場合は速やかに受診をおすすめしますが、MSDマニュアルという製薬会社のサイトには以下の記載もあります。

直ちに行える簡単な処置として、氷をあてる、階段を昇る、またはその両方があります。

とはいえ緊急事態なので速やかに受診すべきとの記載もあるので、ちょっと試してダメだったら病院に向かう準備をしましょう。

緊急性がない場合も

うっ血し細胞が壊死してしまうケースは虚血性または静脈性持続性勃起症と言って緊急に処置が必要となりますが、そうでないケースも存在します。
非虚血性または動脈性持続勃起症の場合は、緊急性は高くなく時間をかけながら治療することが多いです。
非虚血性の場合は完全勃起ではなく固くない、また痛みを伴わないなどの特徴があります。